プライベートウォール(クライミングウォール)の作り方(自作)
2013-05-04


強度、耐久性、安全性・・・いろいろ不明ですが、今回作った方法をご紹介します。
これから壁を作られる方のご参考になれば幸いです。


【001】 壁の作り方の概要
【002】 骨格、コンパネの締結
【003】 ドリル、穴あけ
【004】 木材カット
【005】 木材 角取り、研磨
【006】 図面、寸法測定
【007】 保護具
【008】 予算・費用、購入品一覧
【009】 材木の購入と運搬
【010】 作業はこんな感じでした

【001】 ◆◆◆壁の作り方の概要◆◆◆

実際に使った2X4材やコンパネの枚数はもっと多いです。あくまで概要説明ということで簡略化した絵にしています。

@骨格を作る(2x4材)
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A天井、縦の骨格を追加(2x4材)
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Bコンパネを貼り付ける骨格を追加(2x4材)
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Cコンパネ(15mm厚)を貼り付け
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Dさらにコンパネを貼り付けて完成
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【002】 ◆◆◆骨格、コンパネの締結◆◆◆

全てM8ボルトを使いました。

借家暮らしなので将来かならず引越しが待っています。
「引越し」ということ考えると、
壁は比較的簡単に分解でき、再び組み立てができるような構造が私には理想的でした。

木材同士の締結には
コーススレッド(粗めの木ネジ)や
ボルト・ナットといった手段が考えられます。

私が思う、コーススレッドとボルトのメリット・デメリットは次の通りです。
分解しないという条件であれば、コーススレッドのほうが安く、施工が楽なので良いかと思います。

コーススレッド

 メリット @安い、A締結がゆるまない、ゆるみにくい、B(場所よるが)ボルトのときのように下穴をあけなくてよい分作業が楽、Cネジ頭が木の表面からあまり出っ張らない

 デメリット @ボルトよりコーススレッドのほうが打ち込み本数が多い、Aネジまわしを失敗すると、+の箇所が潰れたり、ネジの頭が折れて飛んでしまい、ねじ込みも、取り外しもできない場合がある(サンダーで切るしかない)、B隅のほうなど、スペース的に狭い箇所では電動ドリルが使えないので、組み立て方をあらかじめよく考えておく必要がある。C分解した後、再び組み立てるとき、同じ木ネジ穴を使うと、木ネジ穴がバカになって、締結力が弱そう(想像)

ボルト

 メリット、デメリットはコーススレッドの全く逆でしょうか?

ボルト太さは、強度的にM6では不安、M10はやりすぎという感覚だったので、
M8(8mm)にしました。


(左)M8ボルトとツメ付きナット    (右)コーススレッド 1本も使わず
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ボルトは壁から頭が出っ張るので、外観上ちょっと良くないかもしれません。
ただ、出っ張る高さは5mm程度ですので、登るに際しての実害は無さそうです(むしろ、課題に組み込めば、フットホールドとして使えます)。

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[プライベートウォール]

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